「試し読み」 本文を部分的に公開します

こんにちは、榊巻です。

「世界で一番やさしい会議の教科書」ってどんな本だろう?

ちょっと読んでみたいかも!!そんな興味を持ってくれた人に少しですが、中身をお見せします。

 

今回は、主人公の葵がファシリテーションの存在を知る一場面を掲載してみました。

本の雰囲気は伝わると思います。読んでみてください。

 

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【書評】 プロのファシリテーターから「責任とってくれ!」と言われる ( ̄ー ̄)ニヤリ

現在、独立してプロのファシリテーターとして活躍している高田さんから書評を頂きました。

彼はケンブリッジのOBで会議やプロジェクトを知り尽くしたプロなのですが、我が意を得たり!のコメントを下さいました。

プロにこう言っていただけるのは嬉しいですね。

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前職の後輩が2冊目を出したので、送って貰って読みました。これが超オススメです。何が良いかって、

・ミーティング・ファシリテーションに必要なスキルがほぼ網羅されている
・普通の人が外部のファシリテーターを使うことなく「どういう順番」で自分の組織に導入していったらスムーズかが整理されている(ここ、ほんとに重要なんですが、説明されている本などは知る限り殆どないです)
・ミーティングの準備の仕方(資料の部数確認、とかのレベルじゃなくてね)がしっかり書かれている(これも、しっかり説明されている本は非常に少ない)
・キレイなグラフィックなんていらない!と言い切る勇気(私は〇〇さんみたいなグラフィック書けないからファシリテーターなんて...という人は意外に多いものです)
・読み物としてもそれなりに面白い(「それなりに」なので期待のしすぎに注意^^)

(ミーティングに限らず)ファシリテーションに興味のある方、既にファシリテーターとして活動されている方、いずれの方にとっても読む価値あり!

blogに少しずつ書こうとしていた事がほぼ、ここに書かれてしまっているので、blog熱が下がってます。 Ryo Sakamakiさん、責任とって下さい!

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「読み物としてそれなりに面白い」って評価は何気に嬉しい。だいぶ苦労して書きましたからねぇ。

また書評を戴いたらUPします。

 

 

ビジネス書 話題の本!

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徐々に書店に出てきました。まだ並んでいない書店もあるみたいですが、有楽町の三省堂では、話題の本コーナーに置いてもらいました!

POPも付けてくれていて、ありがたいですね。

よく見ると、減ってそう(売れていそう)な感じです(^o^)/

 

おお!ようやく現物届きました!

見本刷りできました!

前の本もどさくさに紛れて宣伝。

奇しくも「教科書」繋がりですね。

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本になってみると、案外分厚い!

300ページ超なので読み応えあるように見えるけど、読んでくれて人はみんな「さくさく読める」「一気に読める」と言ってくれるので、本嫌いの方にも是非。

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表紙が確定しました

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装丁が決まりました。プロがイラストを書いてくれました!シンプルだけどインパクトのある表紙。

日経BP社の編集長と、ウチのマーケティング担当が、「主人公の葵ちゃんはショートカットのイメージですよね!」「私もそう思います!じゃあ、こんな雰囲気かな?」「イラストレイターにそう伝えますね」なんてやりとりをして、葵ちゃんが誕生。

なかなか美人になりました。

ただ、「お客さんに紹介しづらい」って声も聞こえてくる(笑

 

グダグダ会議は、2つを押さえれば変えられる!

こんにちは

前回は、「グダグダな会議は、会社にとって、プロジェクトにとって致命傷になり得る」という著者の課題意識について、書きました。

今回は、「日本の会議が変わらないのは何故か? 」を著者のメッセージより紹介します。 

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①「会議のお手本を見る機会がない」

日本の会議が変わらない決定的な理由の一つは、”お手本不足”である。

誰も、会議の仕方を知らない。課長だって部長だって、我流で会議をやってきた。何となく、わかったような顔をして会議をしているだけだ。誰にも教わった事がないのだから当然である。

社内には「会議のお手本を示せる人」がない。

 

では、世の中の書籍はどうだろうか?

会議に関する多くの本が出回っているが、そのほとんどはオフサイトミーティングや事業戦略会議などをテーマとしており、日々の会議について触れたものではない。残念ながら日常の会議のお手本には成り得ない。

つまるところ、目指すべき会議の姿がイメージできないのだ。良い会議がどんなものか見たこともないのに、想像だけで、変えるのなんて、普通無理だ。

 

 

②「会議の"変え方"を教えてくれる人がいない」

仮に、自分は、理想的な会議がイメージ出来たとしても、次の課題が待っている。

それは組織の壁だ。目に見えない空気も敵として立ちはだかるかもしれない。

これまで延々と継承されてきたそのグダグダ会議、加えて、新しい事が始めづらい日本的な空気の中で、どうすれば会議を変えられるのか?これまでずっと続いてきたものを自分ひとりで変えることができるのか。そんな疑問もあるかもしれない。

何から手をつければいいのか、何から変えていけばいいのか、当然、誰も教えてくれない。数ある書籍でも会議の変え方は書いていないのだ。

こんな状況だから、日本企業の会議は極めて改善しづらい。

 

ではどうすればいいのか?

「会議は、"やり方"と"変え方"を知れば、確実に変えられる」

私の職業はコンサルタントであり、本業は変革プロジェクトを支援すること。ようするに変革屋なのだが、我々の会議のやり方をお客さんが盗んで真似をしてくれる事が多々ある。

いつの間にか、お客さんの社内会議が非常に効率的になっていて、良い感じに変わっているのだ。しかも私が支援したほとんどの会社で、私たちは、会議を正しいやり方に変えてきた。

 

 単に、”会議のお手本を見せてくれる人””会議の変え方を教えくれる人”がいるのかいないのか。違いはこれだけだ。世の中にはこれが決定的に不足している。

逆に言えば、これさえ揃えば会議は変わる。確実に。

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以上。著者の少々熱すぎるメッセージを紹介しました。

本書では、"お手本"と"変え方"をリアルなストーリーに乗せて解説しています。

 

 

世界で一番やさしい会議の教科書
榊巻 亮
日経BP
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