グダグダ会議が会社をツブス(著者の課題意識)

今回は、著者である榊巻が、どうしてこの本を書いたのか。その背景にあった課題について紹介します。

以下は本書の出版企画書の一部です。

 =================================================================

「30,000時間」

・・・あなたが一生涯で会議に費やす時間だ。

この途方も無い時間、想像してみたことはあるだろうか?1日10時間活動できるとして、約8年分になる。大事なことなのでもう一度言う、”貴重な人生の時間を、8年分も会議に捧げる”ことになる。

 

ここで少し考えてみよう。8年もの時間を、あなたはどう過ごすことになるのだろうか?会議でよく聞くボヤキを挙げてみる。

(毎日ウンザリなんだよあの会議、今日も内職してしのごうかな・・・)

(この会議何が決ったのかさっぱりわからないけど、とりあえず終わったからいいや。仕事に戻ろう・・・)

(ああー・・・、午後一の会議ホントに眠い・・・。バレないように寝る技術を身につけたいなぁ)

(この会議、結局何も発言しなかったな・・・)

こんなグダグダ会議を経験したことは無いだろうか。

 

30000時間、8年もの間、こんな風に感じ続けることになるわけだ・・・。この絶望的な事実に、多くのビジネスマンは気付いていない。

 

さらに、現代の企業活動の主要な決定の大半は会議で決まる。企業の質は会議の質で決まると言っても過言ではない。少なくとも変革プロジェクトの質は、日々の会議の質で決まる。

 グダグダな会議を続けるのは、皆さんが思っているより遥かに危険な状況なのである。

 

にも関わらず、日本の会議は一向によくならない。

それはなぜか?

・・・

================================================================

 

いかがだったでしょうか。以上が、著者の言葉で語った課題意識の要約です。

次回は、会議を変えるために何が必要なのか?著者からのメッセージを公開します。

 

 

***********************************************

世界で一番やさしい会議の教科書

【お買い求め方法】

12/10ごろから書店に並ぶ予定です。

 

 

世界で一番やさしい会議の教科書
榊巻 亮
日経BP
売り上げランキング: 2,822

***********************************************