【書評】理想の「MBA帰り」をイメージすることができました。

MBA留学中の方から書評を頂きました。
一部引用すると、

本書にはMBAで学ぶ「フレームワーク」と、フレームワークを振りかざす、MBA帰りが煙たがられる要因がさらりと書いてあります。(中略) 帰社後、いろんな方の考えを尊重しながら、学んだことを少しずつ利用して変革していく…そんな理想の「MBA帰り」をイメージすることができました。

という感じ。MBAを取って帰ってくると、何してくれるんだろう?という期待値は上がってしまうし大変なんだろうと思います。どうやって大きな抵抗を生まず、ソフトに変革を進めていくか、上手に組織に受け入れてもらうために何から始めるか、と言ったヒントを本書に散りばめたつもりです。
それにしても、MBA留学中の方が自分の状況と照らしあわせてくださるとは・・・。

 

また、僕自身は日本のグダグダ会議を意識して書きましたが、"「多国籍会議」にも効く"というコメントもくださっています。ファシリテーションスキルは万国共通とのこと。

「ここまでミーティングで詰めたいのに、道半ばで終わってしまった…」という無力感を英語力のせいにしていたけど、実は事前準備や共通認識が不足していたのかも!?この気づきは大きいです。

 

さらに、

物語としても面白い!230ページあたりで泣きそうなりました。

 と、物語もほめてくれていました!これ実は結構嬉しい(笑

 

書評 ありがとうございました!書評の全文はこちら。

『半日でサラっと読めて、味は濃い。』

もちろん、すべてのビジネスパーソンにお勧めですが、① 多国籍の出席者で会議をされる方、② MBA修了された方は、とくに響くはず!!その心は…

① 著者は「日本的会議を変革したい」と言っています。たしかに、日本や韓国のような年功序列文化では、上司の進め方に逆らえずに、黙って話を聞くのみのグダグダ会議があります。一方で、多国籍会議では、アイディア発散型の参加者がほうぼう話を飛ばしてまとまらないことがあります。海外の皆さんは自分に有益かどうかはっきり示すので、事前に会議の終了案件を決めないと、話すことを話して満足して、時間より早く終わるのに実がない、なんてことも。「ここまでミーティングで詰めたいのに、道半ばで終わってしまった…」という無力感を英語力のせいにしていたけど、実は事前準備や共通認識が不足していたのかも!?この気づきは大きいです。ファシリテーション・スキルは、万国共通なんですね。

② いまはMBA留学中で、読書の時間が豊富にあるので、さっそく手に取りました。偶然にも、本書にはMBAで学ぶ「フレームワーク」と、フレームワークを振りかざす、MBA帰りが煙たがられる要因がさらりと書いてあります。大切なファシリテーション・スキルは出席者に受け容れられること。帰社後、いろんな方の考えを尊重しながら、学んだことを少しずつ利用して変革していく…そんな理想の「MBA帰り」をイメージすることができました。早く会社に戻ってこのファシリテーションを仕事で使いたい!うずうずしています。

 

会議には隠れファシリテーターの仲間がいると、さらに心強いとのこと。

物語としても面白い!230ページあたりで泣きそうなりました。「入社2年目」がポイントですね。私のような15年モノの古参社員も、葵ちゃんに励まされ、シャキッとします。表紙もカワイイので、お勧めしやすい。職場の皆さんに読んでいただき、ぜひ気持ちいい会議を体験しましょう~。